インプラントの手術が失敗することはありますか?

河原町歯科・矯正歯科クリニック 代表 江口公人

インプラント手術におけるあってはならない医療事故として「神経損傷」と「血管損傷」が挙げられます。

これらは現在ではレントゲンやCT撮影事前診断によりを骨の形や神経・血管の位置などを正確に把握することによって防ぐことができます。当院ではこのような医療事故はこれまでありません。

先の医療事故とは別に「インプラントが骨とくっつかない」という場合があります。

実は、これは何の問題もなく普通にインプラントを埋め入れを行っても、統計的に3〜4%ほどの確率で発生します。原因としては、インプラントはチタンという生体親和性物質ではありますが、初めて体に入ってきた異物を体から排出しようとする体の防御反応が勝ってしまう場合や、ある一定の骨の質などの影響が考えられます。

ただし、このような場合は一旦インプラントを撤去した後、中を洗浄して綺麗にし、再度埋め入れ手術を行います。ほとんど2回目の埋め入れでインプラントと骨がくっつきます。3回目は滅多にありません。